こんにちは、ゆあです。
2022.11現在、私は小学校のPTA本部役員で書記の役職についています。
私の子どもが通っている学校では、本部役員の任期は2年です。
そして私は現在2年目です。
2年間PTA活動するうちに、PTAについて様々なことが見えてきました。
PTAの活動は本当に学校によって様々です。
そのため、あくまでも一例ではありますが、
今回は、私の子どもが通っている小学校のPTAについて
お話させていただきたいと思います。
今未就学児のお子さんをお持ちのママや、
小学生のママだけどPTAのことがよくわからない。
PTA入会しちゃったけど退会できないの?
という方には、今回のブログは参考になると思うのでぜひ読んでみてください^^
Contents
そもそもPTAってなに?
PTAとは、
P(ペアレンツ:父母)、T(ティーチャーズ:先生方)、A(アソシエーション:組織)
の略語です。
保護者と先生方がお互いに協力し合って学校運営に携わり、
子どもたちの学習環境を整えたり、また、地域の方々と連携して子どもたちの登下校時の安全を守ったりしている組織です。
PTAの活動内容は、
・運動会やマラソン納会など、学校行事の運営のお手伝い
・学校の広報活動
・ベルマークやテトラパックを回収して学校に必要なものを購入
・子どもの安全や防犯のための地域パトロール
・トイレ清掃やカーテン洗いなど、学校の美化活動
など多岐にわたります。
そしてPTA役員には、
・本部・・・保護者代表として全体を取りまとめたり、学校と専門部役員との橋渡し役を行う
・各専門部・・・学年委員、文化部、校外環境部、広報部
の2種類の部署があります。
任期について、あくまでも私の学校の例ですが、
本部役員(2年任期)、専門部役員(1年任期)となっています。
各専門部についてもう少しかみ砕いて説明しますと、
・学年委員会(学校全体の保護者の名簿管理。役員経験の有無や、お手伝い要員として登録されている保護者の方々への連絡業務を行う。)
・文化部(ベルマークやテトラパックを回収して、学校の必要備品を購入する。)
・校外環境部(校外のパトロールや緊急時に避難を受け入れて下さる家庭の管理)
・広報部(学校の広報誌作成)
以上の業務を行う部署です。
今はコロナ禍のため役員の人数を削減していて、各専門部はそれぞれ15名前後で活動しています。
今はまだコロナ禍でなくなっている行事もありますし、私が役員を務めている学校は業務改善も進んでいると思います。
そのため、人数が削減された形でも大きな問題は起きることなく役員業務を進めることが出来ています。
役員は必ず1回はやらなくちゃダメ?
PTAはマイナスなイメージが先行して広まっています。
「PTA加入は任意のはずなのにほぼ強制!」や
「役員活動は、どんな事情があれ1人1回はやらなくちゃいけない」など・・・
PTA活動をよく理解していない方は、PTAという組織を敬遠されてる方が多いかもしれません。
えらそうにPTAについて語っている私も、役員活動をする前はPTAにマイナスなイメージを持っていました。
でも今は、PTAがあることでのメリットとか、
もし廃止にした場合どのようなデメリットがあるのか?とか、役員として学校に関わることの楽しさとか、
いろいろな事が分かってきたので、「PTAは学校にとって必要な組織」と自信を持って言えます。
このことについては、また別途記事を作成します。
では、本題の「PTA役員活動は必ず一回はやらなくちゃいけないのか?」についてですが、
結論から申し上げますと、
決してそんなことはありません!!
各家庭ごとに様々な事情を抱えているので、
どうしても役員活動が出来ない方は役員免除という扱いにすることも可能です。
でも今はお仕事されているお母さんが増えているので、
「フルタイムで仕事をしているので・・・」という理由だけでは役員免除にはなりません。
お仕事と役員活動を両立されているお母さんもたくさんいて、
シフトを調整したり、有給を使用したりして
出来るだけ活動に参加されています。
どうしても参加できないときは、他の人にフォローをお願いする形になります。
働くお母さんが本当に増えているので、
「出来るときに、出来ることをきっちりと行う」
「出来ないときはみんなでフォローし合う」
というスタンスでおこなっています。
もちろん、お父さんのご協力も大歓迎です。
ご両親で協力して活動されている家庭もあります。
ではどんな理由なら役員免除にしてもらえるのか?ですが、
・「仕事、両親介護、多子世帯(未就学児持ち)」とさまざまな事情を抱えている←私の学校に実際にいて、役員免除になっています。
・病気を抱えている。
・転居を予定している。
・片親、生活困窮家庭(就学金援助家庭)
などの理由であれば、役員活動が出来なくても理解してもらえると思います。
理解はしてもらえても役員免除にしてもらえるかというと、それは学校にもよりますが、相談してみたらもしかしたら「役員免除」と名簿に反映してもらえるかもしれません。(私の学校なら役員免除になると思います。)
そのため、本当に困っているなら本部役員(執行部)に相談してみるのもありかもしれませんね。
まとめ
今回は、PTAの基本的な知識である、
「PTAとは?」「役員は必ず1回はやらなくちゃいけないの?」
という点についてお話させていただきました。
最近は本当に、「PTAなくしてほしいです」「PTA入会拒否します」という方が増えています。(私もどちらかといえばそちら側でした)
でもPTAを理解することによって見方も変わりますし、
何より役員(部員)を経験することによって、本当にPTAに対する考え方が変わります。
来年度小学校に進学するお子さんがいる方は、最初から「入会拒否」とするのではなく、ぜひ一度、PTAの仕事を体験してみてほしいと思います。
大変なことももちろん多々ありますが、子どもたちの様子が近くで見られたり、先生方との距離が縮まったりとメリットもたくさんあります。
PTAの必要性も肌で感じることが出来ると思います。
入会後に、「やっぱり退会します。」とすることももちろん可能です。
私の学校では、入会拒否や退会希望の方には、
「PTAに入会しない場合のデメリット」をお話します。
そうすると入会に納得してくださるので、PTA非加入の前例はありません。
ちなみにですが、デメリットはお子さんに不利益の出る話ではありません。
入会されていない方のお子さんにもPTAからの記念品は贈呈しますし、
お子さんはみんな平等に扱います。
この件についての詳細は、別途記事を作成します。
では、今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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